ねりきりおはぎさくらもち

イラストレーターしてます。仏像や庭園を愛でている時、幸せ感じます。チワワの頭ちゃんはかわいい娘です。

2018年03月

危ないあつをーパート2ー ... 続きを読む
息子の友達
息子が小さい頃は
よく友達が遊びに来た
息子の友達2
息子も大きくなった
中学、高校は
電車通学だったので
彼の友達が 遊びに来ることは
なくなった。
息子の友3
20歳を過ぎた息子が
久しぶりに友達を家に連れてきた
(なんだか久々で緊張するけど
緊張してないふりで出迎えた)

3月とは思えない
猛暑日、

お客様にはとりあえず
飲み物を伺おう... 
息子の友4
お友達は
「では、麦茶をいただきます。」
ハキハキと答える。
好青年だ。

キンキンに冷えた
サイダーか ミネラルウォーターが
飲みたいだろうな。
と、勝手に考えていたが
そうか、好青年は麦茶がお好みか。
息子の友5
キッチンの冷蔵庫を開くと
キンキンに冷えた
ミネラルウォーターが目に入った。
本当に美味しそうだ。
麦茶はイマイチ冷えていない。 

先ほど「麦茶」のオーダーを伺ったばかりなのに
わたしったら
キンキンに冷えた
ミネラルウォーターを お盆に乗せて....






息子の友達が帰って
何時間も経ってから
息子の友7
入浴中にふと
「あ!麦茶って言ってたのに
水出した⁉︎私⁉︎」
と思った。

風呂を出て息子に恐る恐る
「今日、友達、
麦茶って言ってたのに
お母ちゃん、水出した?」
と聞くと
息子の友6
微笑みながら
「そうだね。」
と、息子。
間違えたのに指摘もされなかったのか...。

しかも
微笑みながら
「そうだね。」って....
あぁ、、、

なんとも切ない
時間の流れを感じるわぁ。 
 

だんだん自分の母に似てきた気がします。
というか
母の方がしっかりしています。



 
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あぶないあつを。 ... 続きを読む
クロちゃんを思い出してしまうものは
目の前から消したほうが
良いかもと、

意を決して
全てゴミに出してしまった。
(前回のお話し)


...が

結局
ごみ捨て場から
拾い戻してしまった
中でもクロちゃんのお気に入りだった3点。

思い出1
クロちゃんがいつも噛みまくって
ボロボロになった
プードルのぬいぐるみに
クロちゃんの洋服を着せて
(サイズがぴったり)
思い出2
膝に抱っこしていると
なんだか
少し寂しさが紛れたり...
思い出3
夜はクロちゃんとしていたように
キャリーに入れて
一緒に寝たり...
うぐいす1
 少し眠れる時間も
できた気がする。

早朝に目覚め
思い出4
もしかしたら
「キャリーの中のぬいぐるみが
クロちゃんになってるかも⁉︎ 」
なんて
淡い期待を抱きながら
毎朝キャリーの中をチェックする 。

そんな
危ない母を、息子は
黙って「見ないふり」してくれてます。 


息子よ(このブログに立ち寄ってくださった
お客様よ)あつをの奇行を許してください。
四十九日でやめようと思ってますから。



 
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私はなるだろうな、とわかっていましたが、想像以上に厳しいですね。 ... 続きを読む

クロちゃんの毛布や
おもちゃ、ベッド
洋服、食器...
もうすこし1
ここ何ヶ月
何を見てもメソメソしている自分を
立ち直らせようと
思い切って
クロちゃんを思い出す物を
処分しようと思い立った 。
もうすこし2
何も考えずに
全てをゴミ袋に詰め込んだ。
(あ、可燃、不燃は考えてましたよ)
もうすこし3
リビングの窓から
ちょうどゴミの集積場が見えるのだが

今日に限ってなかなか
清掃車が来ない
もうすこし4
そのうち
ゴミ袋がクロちゃんに見えてきた
もうすこし5
そんなに簡単に
気持ちを切り替えられないみたいです。

 
 

だんだんと
元気なブログに戻していきますからね。
でも無理に元気にはなれないみたいです。



 

 
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お久しぶりです。近況報告です。 ... 続きを読む
前回のブログの頃は
たまらなく寒かったのに
あっというまに
春めいてきましたね。
みなさんお元気ですか?
kuro01
毎朝お線香をあげて
美味しいご飯と
大好きな焼きたてのパンと
牛乳を
クロちゃんにお供えしてます。
「食べ過ぎだよ」
と注意しなくて良いので
きっと好きなだけ食べてると思います。
kuro04
相変わらず
毎朝お骨の前に座ると鼻水と
涙が止まりません。

クロちゃんが成仏できないので
四十九日までにはなんとかしなくてはと
思っています。


天気の良い日が増えたので
kuro02
クロちゃんがいつもくわえていた
タオル地のおもちゃに
生前のクロちゃんの鑑札を付けた
ミニクロちゃんを
バッグに入れてお散歩しています。

バッグに話しかけながら歩いているので
かなり危ない人に見えているかもしれません。

kuro03
どこをウロウロしても
全てがクロちゃんとの散歩コースなので
クロちゃんのことばかり考えてしまいます。

気晴らしどころか
悲しくて苦しくて寂しくて
家でも外でも
結局鼻水を垂らして
泣いてばかりです。

本当に花粉症の季節で良かった。

独り言言ってるのも
鼻水垂らして泣いてるのも
全部マスクとメガネが隠してくれる。

久々に近況を書こうと
ペンを持ちましたが
こんな情けない感じです。


桜、きれいに咲き始めましたね。

わんちゃんと一緒に散歩している人が
本当に本当にうらやましい。。。
 

ちょっとずつ更新
はじめて行こうと思います。
当分はこんな内容ですけど
よろしくおねがいします。






 
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26話目/闘病記最終回です。 ... 続きを読む
そんなこんなで
3度目の入院の5日目は
息子も一緒にお見舞いだった。

クロは最後の力を振り絞って
よろよろと立ち上がると
尻尾を振ってくれた。

そして驚く事に
差し入れで持っていった牛乳を
三回に分けて
70CCも飲んでくれたのだ!

(あとから考えれば
クロが最後の力を振り絞って
サービスで
元気な姿を見せてくれたんだろう)
クロ95

なんだか本当に嬉しくて嬉しくて
翌日6日目は牛乳と
更に栄養になりそうな
美味しい消化の良いものを
持ってお見舞いに行った。
(結局は牛乳しか飲まなかった。)

入院7日目
今日こそはちょっとでも食べておくれと
牛乳とササミを煮込んで
裏ごししたスープや
りんごのすりおろしジュース
などを作って
病院へ行く支度をしているところに
携帯が鳴った。

先生 「クロちゃん、意識が無くなっています。
延命措置、しますか? 」




延命措置
想像していたが
聞きたくなかった
その時が来てしまった。

3ヶ月前から
何度も確認されていた
 「覚悟」の時が来てしまったのだ。

延命措置をお願いしたいところだが
もし息を吹き返しても
また呼吸の苦しい
内臓の弱った
免疫力の低下した状態で
鼓動をを無理矢理に復活 させる
事になるのだ。

「終わらせる」
「終わらせない」
二つの言葉が頭の中で
渦を巻いた。

さすがにそれは
もう、私のエゴだと観念した。 
「延命措置、結構です。」
先生に告げた。

そのままクロは
他界しました。

クロ100


いつでもわたしにくっついていてくれたクロ。

本当に苦しい3ヶ月の闘病生活
無理させてごめんね。

クロが居なくなったら
なんにも面白い事が無くなってしまったよ。

でも、そんな弱音を吐いてないで

「ありがとう」がクロにいつか
言えるように
なるまで
毎日を乗り越えていくよ。

クロちゃんスタンプ




ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー



クロの闘病生活のブログは
今日で終わりとなります。

本当は「病気に打ち勝った!」
と締めくくるつもりではじめた闘病記
だったのに。

付き合ってくださった方々にも
心配させてばかりの
記事となってしまいました。
すみません。


最後に
わたしが今回の闘病で
いくつか思った事を
箇条書きにしておくので
(もちろん素人の勝手な意見です)
なにかの参考にしていただけると幸いです。
↓ ↓ ↓

① 発病の1年前に受けた狂犬病のワクチン後
アレルギー症状が出た。
(10歳までは毎年ワクチン後も元気でした )

② 発病の1年くらい前から
体毛の質感がパサパサに変わった。

病院で相談するも
血液検査などは正常。

「紫蘇油がいいらしいですよ」
などと、
クロの食生活を見直したりした。

③ 発病の半年くらい前から
お腹から後ろ足にかけて
体毛が生え揃わなくなった。 
  ↑
ネットで調べると、
「バリカン負け」なるものが
あるらしく、
それかと思っていた。
(クロはいつもサマーカットしていたので。)

ネットで「内臓系の病気でそうなる。」
という記事も目にしていたのだが
まさかクロがそんな事に
なるとは思ってもみなかったので
気にしなかった。

④ ブログにも書いたが
 免疫介在性溶血性貧血を発病して
*食欲が無くなった
*便の形状が変わり、色も
黄色やオレンジっぽくなった。
*尿の色がオレンジ(濃く)なった。
 
⑤ 今回の病気では
ステロイド剤を本当に沢山服用しました。

治療のために使う薬の
副作用に注意する。 

⑥ 今回の病気の治療の副作用として
「血栓」ができやすくなる。

⑦ 闘病自体がきついので
闘病するわんちゃん、ねこちゃんの体力が
それに耐えられるかも問題。

⑧セカンドオピニオンは必要。
もしも治療途中に病院の治療法や
獣医さんとの意見の食い違いで悩んだら
転院を申し出る勇気も必要。

⑨とにかくペットは喋れ無いので
入院しても(してなくても)
できるだけ付き添って
ちょっとした変化でも
獣医さんに報告すること。



*以上、あくまでも
これは素人のわたしの意見です。



最後に、、、
24

長期の入院や
薬漬けの生活で終わった
クロの人生

病気に気づかずに
我が家でゆっくりそっと
終わらせてあげたほうが良かったのかも
と思ったり。

でもそうしたらそうしたで
「あの時なぜ病院に行かなかったのか?」
とずっと後悔し続けるのだろうな。
と思ったり。

毎日同じ事が頭の中でぐるぐるしています。

答えは無いんだと思います。
人、それぞれ
家族、それぞれ
犬、それぞれだと思います。


*とにかく...もう少し
ペットホテルに泊めたりして
外で泊まる事に免疫をつけておけば良かった。*

クロが酸素室から出たがって
わたしに向かって
鳴いた切ない声は
きっとずっと
わたしの頭から消えないと思います。


ちょうどこのブログ最後の今日
3月5日は
クロの生前の誕生日でした。

お寺の方に言われました。

四十九日までに心を前向きに
整えて...
いつまでもメソメソしていると
安心してクロちゃんが成仏できないと。

クロの四十九日は
4月9日です。

とりあえず
4月9日までに心の整理をして
また
ここに戻って来ようと思います。

長い間
勝手にはじめた闘病記に
お付き合いいただき
ありがとうございました。

ーあつを.クロー

くろ100
昨年のお花見。友達に抱かれて。

今年も一緒にお花見したかったなぁ



 

今まで応援ありがとうございました。
ひとつでも多くの
小さな命が
助かりますように。



 
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悲しい話です。苦手な方はスルーしてください。 ... 続きを読む
はじめに
「悲しいお知らせは読みたくない」
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クロ88
酸素室での入院

酸素濃度50%でも
息の荒いクロ

点滴で血栓が溶けるのを待つ

クロはそんな事はわからないので
酸素室から出たくて
力の限り
鳴く
プラスチックの板を
ひっかき
板の継ぎ目を噛み切ろうとする 
クロ89
翌日もその翌日も
血栓は溶けている気配が見られない。

クロは相変わらず酸素室から出たがるが、
入院してから一度もご飯をたべていないので
体力も落ち
うつ伏せになっている時間が増えた。
クロ90
毎日病院の開く10時から
夜7時半まで 


呼吸は荒いまま
元気は日々無くなっていく 
クロを
酸素室の板を挟んで
見つめていた 。

自分の呼吸をクロに合わせてみると
どれだけ苦しいかがわかる。 

撫でる事も
抱っこしてあげる事もできない。
酸素室から出すと
すぐに気を失ってしまう状態だからだ。

血栓が溶けるのが先か
クロの体力が尽きるのが先か...

もう、酸素室の扉を
開け放って
クロをぎゅっと抱きしめてしまいたい。

その衝動に耐える毎日だった。 

「いつ亡くなってもおかしくない状態です」
と毎日獣医さんに言われ
安楽死を勧められた。

でも、血栓が溶けたら
クロは回復する
という希望がある限り
わたしと息子には安楽死を選ぶ事はできなかった。


くろ94



ひとつでも
小さな命が
救われますように



 
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クロ79
点滴治療のため
朝いちばんでクロを預けて
夜病院が閉まる直前にお迎えの
日々も5日ほど続いて
なんとなくこのリズムに慣れてきた 

そんな2月12日
お迎えが済んで
その夜
20:00
前から気になっていた
クロの体の*カタカタとした揺れ*
 (1月からカタカタした震えが気になっていたのだが
   獣医さんには筋肉が落ちたせいだと言われていた )
激しくなっていることが気になり
再度病院に

20:30
「吐き気」かも
と言われ吐き気止めを処方してもらう。
 
21:00
帰宅

22:00
呼吸が荒い気がするので
クロを観察し続ける

23:00
吐き気止めが効いたせいか
ササミのボイルを沢山食べる。

*この日の朝から食欲が無くなっていた。
クロ80
明け方4時

呼吸の荒いクロを見ていられず
病院に電話。
診察時間外なので
留守電に現状の報告を入れる。

(ここでいきなり
行ったことのない救急病院に
クロを連れていくという判断は
できませんでした。)

結局いつもの通院時間と同じ
朝9時に病院へ。
クロを預けた
その足で
自分の子宮諸々の不調を治すため
わたしも病院へ。
クロ81

獣医さんからの連絡を
産婦人科の廊下で聞く。

「肝臓、胆嚢の数値が悪いのに
加えて
肺血栓の疑い
とのこと。

ここから
クロは3度目の入院となった。 

今までの点滴に
血栓を溶かす薬が追加となった。

また薬の追加...

とにかく

血栓が溶けてくれることを
祈るしかない。
クロ84

ごめんねクロちゃん。

おねがい頑張って 
クロちゃん。


辛い内容ですが
どこかの小さな命が救えればと
描き続けます。



 
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