「覚悟してください」
と言われた翌朝
病院より電話

先生「朝の血液検査でHCT33%を維持
レントゲンで肺の白い影が取れてきました
酸素室から出ましたよ。」

え?
え?

あつを「それって良いお知らせって事ですよね?」

入院してからというもの
病状が毎日違うので
その都度
喜んだり落ち込んだりが激しくて
どうにかなりそうだ。

とにかく今朝は良いお知らせで嬉しい。
美味しいものを持って
冬休み中の息子とお見舞いに。
クロ22
 「いっぱい食べて
 いっぱい飲んで
 いっぱい出して
 早く良くなれ」
念じながらヨーグルトを食べさせる。
(フードは食べないが、ヨーグルトやパンならたべる)


クロの入院している部屋には
あと9匹のワンちゃんが入院している。 

それぞれの扉に
点滴の機械と
その子の名前や病状が書いてある
プレートが貼ってある。

びっくりした事に
どの子も12歳だ。

ワンコにとって12歳は
なにかスイッチの切り替わる年齢なのだろうか。

クロが入院した時からの
顔馴染みも5匹いる。

犬種は色々だが
 みんな女の子だ。 

それぞれのケージに
それぞれの飼い主さんが持参した
毛布やらオモチャやらが
入っている。

その子たちの
普段の生活がなんとなく想像できる。
女の子だから
みんなピンク系の毛布だ。

クロ23

 みんなグッタリして
ぺちゃんこに寝ているが
息が苦しいのか
激しくお腹が上下している子もいる。 

わたしには何の力も無いのはわかっているが

 「早く良くなって
年越しはお家で過ごせますように」 
と入院しているみんなに 
強くパワーを送って 
病室を後にした。 



クロちゃん頑張ってます。
同じように頑張ってる皆さん
応援しています。 




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