ねりきりおはぎさくらもち

イラストレーターしてます。仏像や庭園を愛でている時、幸せ感じます。チワワの頭ちゃんはかわいい娘です。

タグ:全身麻酔

カーテン越しに聞こえる会話。聞きたくない会話。色々な人生。 ... 続きを読む

入院中に
描いた落書きで
体験記を綴っていきます。

誤字脱字あり
見辛いですが
お許しください。

*病気の話
苦手、怖ぁ〜い!
なんて方、怖い内容書いてないので
安心して覗いてくださいね。

それでもこういう話が
苦手な方はスルーしてください。


では、
あつを2019夏
入院記 5話 はじまります。





IMG_3550
手術の翌日は流石に絵日記かけませんでした。
で、手術の二日後に書いた絵が
↑こちら(笑)
 身体中に色々な管が繋がっていて
下手に寝返りをうったら
点滴のスピードが変わっちゃったり
ナースコールを鳴らしちゃったり。
「看護師さん、いそがしいのに
本当すみません。」 

私のお世話になった病院では
手術直後の一晩はナースセンター側の
個室に入る事になっていた。
(何かあった時処置しやすいように)

一晩個室で過ごした翌日。
4人部屋で「痛い痛い!」と言って
迷惑をかけたくないので
(あと、カーテン越しに色々聞きたくない)
続けて個室を頼んだが
あいにく個室は満室。

二人部屋が空いていたので
二人部屋で1日過ごす事にした。

はじめは誰もいない
二人部屋だったが
夕方に手術を終えた
20代くらい女の子が入ってきた。

ドクターの説明が
カーテン越しに聞こえて来る。
ー.... 聞きたくないなぁー

泣きそうなお母さんの声。(たぶん私と同年代)
お母さん「先生、...あの、
なんていうか
なんとかなりそうですか?」

ドクター「今日の手術で悪い所は
全て取りきりましたが
なんとも言えません。」

お母さん「病名は何になるのですか?」

ドクター「上皮内ガンです。
部分だけ除去して
子宮は温存しておきました。
50.60なら全部すっきり取っちゃうんですけどね。。。
年齢が年齢なだけに転移の可能性は大いにあります。
生検の結果が出るまではっきりしたことは言えません。」

娘「まぁ、仕方ないじゃん。
大丈夫、大丈夫!(笑)」
ーお母さんが落ち込みすぎてるから
娘さん当人が頑張って励ましてるー

ーカーテン越しのわたしー
「......。」 

いろんなガンがあるんだな。

(ドクター、本人の前ではっきり言うんだな。

昔、うちのおばあちゃんがガンだってわかった時は
家族みんなで必死で隠し通したっけな。)

自分の息子と同じ年くらいの女の子の病気。

わたしだったら
「命が一番だから子宮
全て取ってもらっちゃいなさい。 」
って言っちゃいそうだな。

IMG_3551

そんな時
隣の病室から
フニャフニャの生まれたての赤ちゃんの
鳴き声が聞こえてきた。

ドクターと見つめ合う家族。
響く赤ちゃんの可愛い声。

....そうか
産みたいか。
産めるなら産みたいか。。。

転移しないといいな。

その後も
娘さんは冗談なんか言って
家族を笑わせようとしていた。


IMG_3552

で、
わたしはといえば

背中の痛み止めの点滴の針も抜け、
排尿用の管も抜け、
腕の点滴の針も抜けて
管なしの体に!
「自由だ〜っ!」
思ったのも束の間。

脊髄から入っていた痛み止めが切れて
本当の痛みがやってきた。



IMG_3553

 
IMG_3554
痛みで(?)空想の字も書けないw

IMG_3563

どの姿勢で横になっても痛いものは痛い。

背中を少し丸めて
横になってこらえていたが
長い間同じ姿勢だったので
よっこら.....しょっと
逆向きに必死で寝返ると

カーテンをチロッとめくって
今回執刀担当のドクターが現れた。 


確認1
手術後はじめて
ドクターとのちゃんとした会話。

とにかく聞きたかった
子宮の裏にできていた腫瘍はどんな大きさで
どんな風に除去したのかと!

ドキドキドキドキ.......


あつを「....先生、どんな腫瘍でした?」
 
確認2
ドクター「それが....無くなってました。」

あつを「は?」

ちょうどMRIや生検をした時には
存在していた塊が 
手術の時には無くなってたんですって。
(検査の時は偶然あった血の塊か何か)

.....そういうこともあるのか....


状況としては
子宮の中にも外にも
筋腫が沢山あって
(いつも検査で10センチ以上が3個あると言われてました) 
別の臓器に癒着しかけてた そうで。。。

とにかく毎日とめどなく
生理二日目 くらいの出血で
貧血しまくり。
排尿に10分以上かかったりしていた
切ない毎日とは
これでお別れできたってことで。 

結局6月末から
ずーーーっと癌だ癌だと言われて
ドキドキハラハラ

子宮裏の腫瘍は無くなってました。
(お騒がせしました)

自分の腫瘍が消えていた安堵より
20代の女の子の
これからの闘病を思って
心がずっしり重くなった1日でした。


母1655


  
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この数ヶ月は「死」について良く考える。 ... 続きを読む
入院中に
描いた落書きで
体験記を綴っていきます。

誤字脱字あり
見辛いですが
お許しください。

*病気の話
苦手、怖ぁ〜い!
なんて方、怖い内容書いてないので
安心して覗いてくださいね。

それでもこういう話が
苦手な方はスルーしてください。


では、
あつを2019夏
入院記 4話 はじまります。


4話の前置き
ちょっと読んでおいてください。
IMG_3548
私は昨年から
甲状腺 亢進症
という病を患ってまして。
(元気なんですけどね)
で、何かの読み物で
「手術の際にそのストレスで
甲状腺の症状が悪化する。」
みたいな記事を目にしていたのですが、
(違ったらすみません)

担当のドクターが
何度伝えても
診察のたびに
私が甲状腺亢進症だという事を
忘れているのが
本当に気になっていたのです。 

なので
手術前に息子になんども
「今回の手術でお母ちゃんに何かあったら
コレが原因かも。覚えておいて。」
IMG_3549
と、しつこく伝えておいた。
のです。
 
でもってココから
前回の手術の話の続きです。


「仕事が納期に間に合わない! 」
と必死に絵を描いている私




IMG_3532




.....ピッ ピッ ピッ ピッ ....
「あつをさん!」
「苦しくないですか?」
「あつをさん!」
「なんでだっ?」
.....ピッ ピッ ピッ ピッ.....

みんなが私を覗き込んでいる

あぁ
仕事の夢見てた。

手術終わったのか。

このピッピッピッって
私の脈か?(はやっ!)

みんなワチャワチャしてるなぁ。

あぁ、脈が下がらないのか。

「なんでだ?なんでだ?」
麻酔科の先生方が
悩んでる。

あ、、、、

もしかして、、、、

全身麻酔のせいで
声が出ない

喉の筋肉を必死で動かして
あつを「「こう....こうじょうせん.....」 

麻酔科の先生「え?何?甲状腺?」

あつを「こうしんしょう....」

麻酔科の先生「甲状腺亢進症?」
周りのみなさん「それだっ!それだっ!」 
IMG_3547

あぁ、やはり
甲状腺の話はうまく伝わってなかったのね。
前日の麻酔科の先生とも
話したのになぁ。

でも理由がわかって
心拍を下げる方法も解決したらしい。

みなさん
必死でワチャワチャしてくれているというのに
私ときたら

まぁ、大きい病院だし
毎日たくさんの患者さんが
救急車で続々と運ばれてくるし
私より重い症状の人が
次々手術受けてるし
ちょっとしたハプニング起こっても
仕方ないよね
本当に忙しそうだもの。



このまま死んじゃうのか。
なるほど、これでおしまいかぁ。
頭、置いてってゴメンねぇ。
クロちゃんに逢えるかな。
息子は就職も決まったし
母は元気だし
私が死んだら保険も下りるし
家の事は、
まぁ、なんとかなるでしょう....。
52年の人生でした。
お疲れ様でした。私。

なんて

なんだかお気楽気分で横になっていた。

そのうち
待機室で4時間近く待っていた息子と
(本当のお疲れ様でしたは息子)
横たわったままの私は合流し
病室へと運ばれていった。

「せーーーーのっ!」
4人の先生や看護士さんが
シーツの4角を持ち上げて
私はストンとベッドへと移された。

なんとなく現世に戻ってきた気がした。

痛み止めのおかげで
何の痛みも
苦しさも無い。


しかし心拍はまだ下がらず
熱もある。

体には色々な管が繋がれている。


とりあえず
仲良しの友達3人に
「これで話せるの最後かも。
実は手術してました。」
と消灯前にLINEをした。

母1655

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予定3時間半の手術当日。 ... 続きを読む

入院中に
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では、
あつを2019夏
入院記 3話 はじまります。


ー手術当日ー

今回は全身麻酔の手術。
私の意識は無くなりますので
輸血が必要になったり
その他諸々、非常事態 時の
意思確認のために
息子が付き添い人。 

私の付添人...なんて
あぁ、息子も大きくなったものだ。

今回は7月の手術の説明時より
息子付き合ってもらい
本当にお世話になりました。
(ありがとー)
IMG_3527

手術用のキャップを被って
いざ手術室にGo!

IMG_3531
もうここまできたら
大した緊張も無く
まさに「まな板の上の鯉」。

ー鯉は手術室へー

一歩手術室に踏み込むと
大きなスクリーン画像が目に飛び込んできた。
私のお腹の中が
ココに映るのかな?

そして
心地よい今風←な音楽
(今風ってw)
が流れていた。
音響もよかったですよ。

執刀医の先生(推定35歳)の好きな音楽かな?
IMG_3529
いつもの自分の仕事場みたい。

先生、皆さん
いい音楽で
リラックスして
私の手術、お願いしますー。

IMG_3528
イラスト 鉢←針でーす
なんてポーーッとしている間も無く
いきなり
5人くらいのスタッフが私を囲み
「◯◯担当の△△です。」
「◯◯担当の△△です。」
「◯◯担当の△△です。」



次々と自己紹介したかと思うと
「はいー上着こちらに着替えていただきますね。」
「はい、左腕チクっとしますよ。」
「はい、ちょっと左に傾いてもらいますね。」
「背中に床ずれ予防のクリーム塗りますよー。」
「色々あちこちから
手が出てきてごめんなさーい。」
「はい、マスクかぶせます。」
「はい、背中、針刺ます。」
ーブチュ!ー

この脊髄注射が.....痛かったぁ〜
例えるなら
インフルエンザの注射。
あれのもう少し痛いバージョンで
時間がそれの10倍くらいだったかな。


「はい、深呼吸してくださ〜い。」
言われるがまま深呼吸。

 
麻酔が効いてくるまでのあいだ
何か頭の中で歌でも歌おうと
THE ALFEEのセットリストを組んできたのだが

そんな間も無く
一瞬で夢の中へと落ちていた。

予定3時間半の手術がはじまった。
母1655


 

    
 
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入院したのは4人部屋。カーテンの向こうでは色々なドラマが....。 ... 続きを読む

入院中に
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では、
あつを2019夏
入院記 2話 はじまります。


ーまだ入院初日の午後ですー

初病院食をいただいて
廊下を歩いて
下膳している時の事。

IMG_3508

同じ病室のお母さん
65歳くらいかな。
がお盆を持って
フラフラと歩いていた。

あつを「持ちますよ。」
お母さん「大丈夫、大丈夫
沢山歩いて早く元気にならないと。」

なんでも
二人のお子さんを帝王切開で産んで
何十年か経って
その傷跡が癒着してしまい
3回目の開腹手術したんですって。

お産って...母親って...大変。

私の入院している病棟は
産婦人科なので
産まれたての赤ちゃんも
沢山いる。

別室から聞こえてくる
生まれたての
ホニャホニャした
赤ちゃんの泣き声を聞くと
どんなに苦しい思いをしても
腹を痛めても
やっぱり子供(とくに自分の子)
は愛しいもんね
なんて思ったりして。


ー14時頃ー
40代くらいの女性が
緊急入院で同じ病室に担ぎ込まれてきた。

寒気と腹痛らしい。

話が良く聞き取れないが
何かの検査を2日前に受けて
その時に何かの菌が
体に入り込んだとかなんとか。。。

あつを:げ、検査で菌が入り込むって?

カーテンの向こうの会話
看護師さん「5000人に一人くらいあるんです。」

40女性「ほんとについてない....。」

IMG_3507

その女性が担ぎ込まれて
4時間くらい経った夕方

たぶん旦那さんと
たぶん娘さんふたり
(声だけで想像だけど
トトロのサツキちゃんとメイちゃんくらい)
がお見舞いに来た。

年下の娘さん(以後メイちゃん)
号泣、しゃくりあげて
上手く話せない。
メイちゃん「ママ(泣)死んじゃうの?(泣)」
母「死なないよぉ。
2週間くらい入院するんだって。
でも元気になるよ。」
メイちゃん「メイちゃんどうしたらいいの?
メイちゃんに何かできる?(泣)
ママ、ママ(泣)」
サツキちゃん「....。」



IMG_3506

奔放に泣きじゃくる次女もかわいい
自分は泣いている場合じゃないと
踏ん張っている長女も愛しい。。。

あつを「こんなかわいい子達を残して
死ねないよ(泣)」
カーテン越しで
一人勝手に号泣するおばさん。

IMG_3504

あ、写メ撮ろうとしたら
頭が入り込んだ。

IMG_3509

入院初日は
麻酔科の先生とはなしをしたり
手術前の診察をしたり
手術前の検査をしたり
多量の下剤を必死で飲んだり

仕事を休んで
ゆっくりできると思っていたが
どっこい
横になる時間も無く
大忙しだった。

IMG_3503

その上、下剤が効いてきて
その晩から翌朝まで
ずーーっとトイレに行きっぱなしで
(緊張もMAXだったし)
一睡もできなかった。

手術が終わってる
同室の皆さんは
元気にいびきをかいて熟睡してた。

いびきの合唱を聴きながら
手術当日の朝を迎えたのでした。
母1655


 

    

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二人に一人は....っていうじゃない。 ... 続きを読む

夏休みあけましたっ!

夏休み
というか
実は入院、手術してました。

入院中に
描いた落書きで
体験記を綴っていきます。

誤字脱字あり
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お許しください。

*病気の話
苦手、怖ぁ〜い!
なんて方、怖い内容書いてないので
安心して覗いてくださいね。

それでもこういう話が
苦手な方はスルーしてください。

では、
あつを2019夏
入院記 はじまります。


IMG_3484
それは6月末の
産婦人科検診のときのことでした。 
(子宮筋腫の経過観察中でした)
先生「あつをさん...実はね
先日撮影したMRIの画像なのですが
ありえないところに
白い影がありましてね。」 
IMG_3485
先生「これ、リンパ腫か
黒色腫がかなり色濃く疑われます。
見つけてしまったからには
見過ごせないので
手術して除去しないと。」
ー造影剤が使えないあつをの体
お腹を開いて確認するしかないのぉー


リンパ腫か黒色腫...
「保険のCMで二人に一人は癌」
ってよく聞くけど 
わたしの周りの二人に一人も
癌なんていないじゃん。
などと思っていたが
とうとう
自分がその立場になったか。

宝くじは当たらないのに
こういうのは
当たるのね。

診察室で先生に告知をされたとき
もっと
「ガーーーーーーン」
みたいになるかと思ったが
結構すんなり受け止められた。

ずっと体調悪かったもんな

ずっと辛かったもんな

体重減ってたもんな
 
IMG_3496

検査に次ぐ検査
の結果報告書と
診断書など


ほぼ悪性とのことで
「のんびりしてられない!」
らしく
生検も手術も
他の患者さんの隙間を縫って
セッセコセッセコ
日取りが決まっていった。

この病院で手術していいものか?
なんて病院を選んでいる余裕もなかった。

もう....
どうしよう....

何が?

って

イラストレーター生活25年
1日も仕事を休んだ事がないのだっ。

息子を産んだときは
画材を持って入院して
病室でも仕事をした。

取引先の皆さんに
入院だの手術だの
話したくないのだけれど
話すしかない(;´Д`)

IMG_3487

で、

なんとか継続中の仕事の
スケジュールを
前に倒したり
後ろに倒したり
本当に余分な迷惑をかけた(;´Д`)

IMG_3488

のに、皆さん
やさしいからぁ 
お花を贈ってくださったり
励ましのメールをくださったり
電話をくださったり
お手紙くださったり
(泣) 

他にも悩みはありましたよ。
①家の事(母や息子)
②頭ちゃんの事

順にブログにあげていきますね。

でもって

手術の前日まで必死で仕事をこなして
翌朝、入院となりました。 
母1655

皆さまお住いのところは
台風の被害は少なかったですか?

今日も暑いっ!
のんびりの午後を....
のんびり出来ない方も
そこをなんとか。

頭の写真も一枚つけておきましょうね。
IMG_3359

 

    
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